昨日のはなし
ふと、昨日のことを思うと、
過ぎた時間の全てが、こわいほど、懐かしく思う。
それはきっと。
時間は戻らないし、
止まってもくれないからだと思う。
なんて残酷で美しいのだと思う。
人は間違えるし、毎日変わっていく。
人だけでなく、街も世界も、他人も含めて。
毎日正しく生きる必要はないし、
幸せな時間も、悲しい時間も、
大きく見れば色を帯びた自分の人生。
良いも悪いもないのだと思う。
だから、失敗を恐ることは、できるだけしたくない。
ただ一つだけ。
人と人との関係は、
変わらないときがあることを知っている。
正確に言えば、
変わらない部分もあることを。
そこは実に繊細で、純粋な気持ちでしか入ることのできない、
ありきたりな表現だけれど、小さな宇宙のよう。
そして、
それを汚してしまったら、
たとえ、変わりゆく毎日に身を置いていても、
覆すことが難しい。
それも感じたことがある。
適当という言葉は生きていく上で大事だけれど、
同じように、真剣という言葉も大事だ。
真剣な気持ちは、真剣な気持ちにしか反応しない。
前頭葉の発達した人間が持つ、
幸せの在り方がそこに、
いつも潜んでいる。
#幸せ #適当 #真剣
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